からっぽリンク

 あなたの「からっぽ」は、なんですか?
 ∀kiko(ekaki)                              Essay18    

      絵を描いているとき。
      気がつくと、あるべきところにあるべきものが
      描かれてあるの。

      nociw(ノチュー)ホームページ

     4/25〜30大倉山記念館にて共同展開催
         (詳細は右をクリック!)
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 竹内 洋岳(登山家)

 焚き火の炎を眺めているときかな。
 最近焚き火をする機会がないんだけど。
 漆黒の闇の中で、小さな焚き火の炎が、
 無秩序と秩序を無秩序に動く様子は、
 そのまま朝までも眺めていそう。
 そして、その炎がぼんやりと照らし出す人の顔は、
 その人の内面を映し出すように、
 いつもと違う表情を見せてくれる。
 薪を入れたり向きを変えたりして、
 自分の好きな炎をデザインするのも大好き。
 そんな時焼き芋とかを焼くのは気が散るので却下!

ただいまマナスル遠征中。詳細は竹内さんの公式ブログへGO!
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 服部 文祥(登山家、山岳雑誌「岳人」編集部)

地平線会議のパーティーでサバイバルする氏
ラッセルしているときや調子のいい長距離走のときなどは息が上がっているのに、透明人間になったような気がします。子供時分にかなり本気で水泳をやっていた関係で、水の中で体が自由に動くときも、かなりからっぽです。時間を忘れるのは、自分の思っていることが文字に変わって行くとき(楽しい原稿を書いているとき)ですが、残念ながらほとんどないです。以上は簡単にいえば、ラッセルハイ、ランナーズハイ、ライターズハイでしょうか。イトの先のスルメに食いついた大きなザリガニをそっと引き上げているとき(この後網でぱっとすくう)、照らしたクヌギにノコギリクワガタが止まっていた時なんかもかなりからっぽです。大きな岩魚の一メートルくらい上にうまく毛バリが落ち、食い筋に乗って岩魚に毛バリが近づいていく瞬間、僕と毛バリと岩魚と流れる水は世界の外にあります。本当に時間が止まって、なにもなく、かつ世界のすべてがそこにある。でも、からっぽなのはチャーハンや野菜炒めをつくっているときかな。
待ちに待った氏の自伝ついに上梓 サバイバル登山家」(みすず書房)
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 渋谷 正和(無農薬・無化学肥料栽培の実践者)
鎌で一つ一つ畑の草取りをしているとき。
草と向かい合うと、だんだんと草しか目に入らなくなってきて、
世界には自分と草しか存在していない、ように感じる。
そうなると、だんだんと無意識になってきて、
自然と身体が動くようになるんです。
ハッと気が付いたときに、畑が綺麗に片付いているときの爽快感と達成感は、草取りでないと味わえないですね。
終わったときには、身体に染み付いた悪いものが全て剥がれ落ちたような感じです。
しぶや野菜HP
私も、安全で美味しいお野菜とお米を送っていただいています♪

→新妻ゆみこさんの「農家の嫁のもぎたてな毎日」はこちら
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 山田 和也(テレビディレクター/記録映画監督)
作品にしていく各作業のなかでも一番密度の濃い時間をすごすのは、編集が終わってノイズを整理し音楽をつけた後に行う、ナレーション録りの真っ最中。ここは最後に緊張するところだし、1つのシーンが全部できあがってくる瞬間なので、うまくいった時にはすごく幸福感がある。今回の作品の場合、ナレーターに吉岡秀隆くんを起用したのは冒険だったが、最初のひと読みで「あぁ」っと電気が走ったような感覚があった。

「プージェー」
グレートジャーニーでおなじみの探検家・関野吉晴さんがモンゴルで出会った少女のドキュメンタリー。全国各地で公開中!

「障害者イズム〜このままじゃ終われない〜part1 自立への2000日」
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 米澤 京子(平滑筋肉腫と闘う会のメンバー)
森の中にいて、心地よい風を感じ、
世の中全てに感謝したくなる気持ちのとき。
眠る前5分、お月様に今日のお礼と明日が来る喜びを伝えるとき。
でも一番は、愛犬の風雅をごろごろして抱きしめるとき!

祝★厚生省の助成金獲得!!
これを見て署名にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

「Cure Sarcoma」 肉腫の標的遺伝子療法を推進する会

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 石川 直樹 (表現者)                              Essay15
うーん、何だろうなあ。山に登っているときも海を渡っているときも、自分の好きなことも思いっきりやってる瞬間はいつもからっぽだと思います。都会では、客の少ないマイナー映画なんかを一人でぼーっとしながら見てるときとか。

ANCIENT Futures

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 江本 嘉伸 (ジャーナリスト 「地平線会議」代表世話人)          Essay29
紅葉した山道をゆっくり走っている時。
山の家で大小二匹が寝そべるそばで
グレン・グールドを聴いている時。

地平線の25年の歩みが、この1冊に!「地平線大雲海」がついに発刊!826頁には、「からっぽの魔法」のトップページの元イラストも

地平線会議ホームページ
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 長野 亮之介 (イラストレーター)                    
 (左)カレンダーの原画を持つ長
 野さん(右)長野さんの仕事道具

レイアウトが決まって、色を重ねることに集中し始めたとき。心が無口になる。まるで『美の女神』が降りてきたかのよう。次に何が起こるかわからないから、「どういう結果が出るんだろう、ワクワク」という楽しい状況が連続的に続く。そういうふうになって書いた絵は、後で見ても会心の出来。そのとき、2重の視点がある。『脳2』が手を動かしていて、『脳1』がちょっと離れたところから絵を描いている自分を見ている感じ。

「地平線カレンダー2006」好評発売中!
  読売新聞夕刊、第二・第四金曜日に『銀幕一刻』連載

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 嶌峰 義清 (エコノミスト)                             Essay20,21
会議中、目の前のレジュメの余白に、
無意識に字を書いているときかなぁ。
(って、会議中にからっぽになってどうする!)

嶌峰義清の「マーケットウォッチング」

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 廣江 フサ子 (革工芸家)
わんちゃん10匹車に乗せ、郊外の公園に散歩に出かけたときかな・・・。
新鮮な空気を思いきり吸い、辺りの木々の緑、野の花を眺めながら歩いているとき、一瞬そんな感じになるの・・・。


革工芸「紫陽花の会」主宰
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 尾上 弘司 (高校教員)
夜の夜中にお酒を二合ほど。なーんにも考えてません。田舎ですからね。とっても静かで、窓越しに星が見えたりするんですよ。

ONo'web 〜夢は白き氷河の果てに


オリジナルDVD「パミールの3つの峠」好評発売中!
こちらで映像の一部がご覧いただけます。お申し込みはこちら
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 マミネ ユウコ(テディベア作家)
イメージ画を書く、型紙を抜く、布を裁つ、縫いまくる、ジョイントする、綿を詰める、表情をつける…。テディベアを生み出すための、どの行程にも、意外にも「からっぽ」な瞬間は常についてまわっています。イメージした子がどんな子になっていくのか早く会いたくて会いたくて。ひとつの命をこの世に送り出 す瞬間の感動に似ているのかも。ぎゅーっと抱きしめた瞬間、産みの苦しみもすべてバラ色にかわっていくんだもの。

Heart Bear Company
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 三輪 主彦(ジャーニーランナー)
やるぞーって決めてやったことで、身体を目一杯使った後ふっとぬけたところ。走るのでいえば、ぐうーっと上がっていって、巡航速度に入ったあたり。ポッとぬけたような感じになる。気持ちいい。身体と意識の両方が研ぎ澄まされて、まわりの世界を取り込んでいる感じがする。そういうときは、おおっ、生きてる生きてる、身体のこの辺の細胞も生きてるし、ああ、この辺も生きてるんだなあって思う。

毎月第3土曜日(原則)、科学談話室みわ塾開催!
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 花谷 泰広 (登山家)
アルパマヨ(南米の山)に登ったとき!
その山にはずっとあこがれを抱いていて、写真でしか見たことがなかったその山が目の前に現れた瞬間とか、アルパマヨの頂に向かってアックスを振っていた時なんか、ずっと顔は緩んでいたんだろうなあ。
その時の自分の能力でできる最高の登山だった。これからもずっと山に登っていようとという気持ちが絶対になった。
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 鷹取 真衣 (早大院生)                         Essay101
1つのテーマで、ディスカッションをしているとき。
しゃべっているのは紛れもない自分自身なのですが、話を聞いて、理解して、考えて、自分の考えをまとめて、話して…という繰り返しをしているとき、通常時の自分以上の力がだせる気がします。
余談ですが、密度の濃いディスカッションに参加するとハイになるらしく、幸福感を押さえきれずに駅から家まで走って帰ることがよくあります。
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 梶塚 靖司 (古武道家)
          演武会の時の様な、ある意味で実戦に近い気合い
          で相手に向き合った瞬間、相手がどの様に打ち込ん
          で来るのかが、完全にわかることがある。そういう時
          は、思った通りのところへ、まるでスローモーションの
          映像を見ている様に、相手が打ち込んでくる。それ
          を、間違なく自分のイメージ通りに身体が動き、捌い
          ていく。そして、身体とは別に、冷静に見つめている
          自分を超えた自分がいる。

          柳生心眼流體術 荒木堂
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 渡辺 佳苗 (早大山岳部OG 穂高町在住)
自然と私とが、本質的に同じもである
と感じるとき。
例えば、山登りなど、スポーツをしていて
身体的に世界と思いきり関わっているとき。
例えば、月の輝きを感じたとき。


「早稲田ウィークリー」〜ぴーぷる
 九里 徳泰 (冒険家)
サーフィンでチューブに入る瞬間。
パウダーでかっ飛ばしターンで浮く瞬間。
論文を書いていて、勝手にどんどん手が書き進んでしまうとき。

www.kunori.net
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 恩田 真砂美 (OL登山家)                              Essay23
昼下がりの午後3時、ひとりしずかにミミ掻きしてる瞬間かなあ・・・。至福と恍惚が入り乱れた諸行無常のひとときだなあ。
(テレ屋の彼女は、まともな写真を撮らせてくれない)

Mimi’s Summer 2005 @ Koskulak Peak7028m

日・中友好チョー・オユー女子合同登山隊2002


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 牧野 千秋 & 鈴木 瑞穂 (ワルリ・アート紹介者)
のんびりお陽さまの光を浴びて、いい風が吹いた瞬間とか、きれいな星空を眺めている時とか、絵を描いたり、お料理したり、何かを作ったりしている時とか・・・そういえば、そんな時はからっぽになってます。(Mizuho)

ワルリの国へようこそ
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 早田 みず紀 (占い師・カウンセラー)
左は古武道中の写真です。まさに獲物を狙っている瞬間の表情。これぞ、“からっぽ”の喜び!です。
・・・・とかなんとか言って、稽古後の一杯の瞬間が、一番からっぽなときかも。(笑)
本職は、占星術研究家。↓みてね。

http://mizuki-mizuki.com
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 かりんとジャン (家ネコ)                     
ぼくたちは、いつもからっぽ!
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 天利 道子 (artist/designer)
夜しぃ〜んと静まりかえる中で
美術のプランを考えてる時、でしょうか。
永遠(過去と未来)とつながるような、、。
窓をあけると、月もでてたりして。

http://kaeru.com/


写真は、ポーラ美術館「光をとらえた女たち」に出品した作品。天利さんは、20年間漁師に「あなたの海の色は?」と問い続けています。
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 棚橋 靖 (登山家)                                   Essay17
うーん、そんな時あるかなぁ?
好きな本読んだり音楽聞いたり、
好きな女の子と話してる時なんかに、
そんな感じになるかなぁ。


山岳ガイド 棚橋靖のホームページ
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 山口 光国 (理学療法士)                               Essay16
歩いている時や走っている時だねぇ。
小さい頃、竹やぶで遊んだ時なんかは、
本当に真っ白だったねぇ。
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